目次
現場での仕事、道具、材料など
正確に把握できてるか?
仕事がら
現場に出向き
外で仕事をして
現場から一日の仕事を終えて
帰って来る。
このサイクルで一日が回る。
材料を持ち出し
道具を積んで….
正直なところ
材料など
実際どのように工事で使われ
どれだけの数量を使用したかはなど、
正確に把握することが
困難であった
その原価管理は
やもすると
どんぶり勘定になり兼ねない
どうしたら
そんなどんぶり勘定を
きちんと管理できるようになるのか???
結構悩みました。
原価を正確に管理する
材料を大切に使って無駄を省き
ちゃんとした一つのプロジェクトで
利益か確保でき、
それが見えるもの….
試行錯誤の上
その日作業する「職長」を決めて
その「職長」に日報を書かせている。
なんだそんな事
うちではとっくにやっているよ!!
当然な事なのですが….
そうなんです
その当時
私の会社ではやってなかったんです(汗)
やる術すら
知らなかったんです。
同業の仲間や
他の業種では
どんな管理をしていたんだろう??
興味を持って見聞きするようになった。
日報から原価の全てを把握できるように
たくさんの試行錯誤の末に
完全に原価管理に特化した日報で
現在のこの原型に至るまで
長い年月をかけて改良に改良を重ね…
仕事の内容
使用材料の内容と数量
誰と施工したか
交通費及び往復の距離
その他の諸経費
これらの日報は全て数値化して
データーに乗せていく
この独自で作ったソフトと呼べるものに
1年半の時間を要した。
このデータをもとに
単価の見直し
一人一人の歩掛り
実行予算の作成
現場プロジェクトの収支
人件費
何をどれだけ使用したかの材料管理
月次収支のグラフ表示
このプロジェクトの粗利益
全て日報をもとに
データーが積み上がってくる。
日報をその日の「職長」となった人に書いてもらい
職長としての手当ても支給した。
日報で積み上げたデーターは財産になる
20年以上蓄積されたこのデーターは
今や弊社の財産となっている。
あらゆる事に通用し応用が利く。
お客様にも信頼を勝ち得、
きちんとした交渉も
データーを基に可能になっている。
感やどんぶり勘定でできるほど
楽な工事契約で仕事をさせてくれない。
蓄積されたデーターをにらみ
その上で 感 を育て
臨機応変な対応ができるようになっていく。
目で見て誰でも確認できるようになると
原価意識が生まれ、
人のコントロール
無駄な材料などの在庫を持たず
必要にあった材料発注が可能になり
さらには
実行予算と実際の進捗から
いろいろな分析が’得られ
早期に現場管理に反映できるようになる。
これは何と言っても強みだ
お客様にも現状報告が
可能となり
予算の組み替えや
追加などの折衝に
大いに役立ってくる。
この原価管理ソフト(自作)がなければ
20数年会社を続けてこれなかったと言っても
過言ではないようにさえ思える
最強の武器 だ。
あの時..寝る間を惜しんで
作ってよかった \(^o^)/
原価管理は経営者の仕事
原価管理は技術を磨く事と同じ位
必要不可欠なもの。
その会社にあった管理システムを作って
誰でもそれを開けば
わかるものを構築する事で
原価意識を持って仕事に臨む事で
より質の高い仕事が出来るようになる。
原価無視して
良い食材をふんだんに使い
美味しい料理を提供して
お客様に喜ばれたとしても
利益も出ずに
お店が潰れてしまっては
本末転倒な話である。
原価管理は
企業としての経済活動の根幹
それを武器にして
企業として
強くなろう!!
やってみなはれ
お気軽にどうぞ