優秀な人材はいないかな…とぼやく経営者へ

身近に良い人材はたくさんいます

「どこかに
優秀な人材はいないかなぁ」

経営者同士で飲む席
よく聞くお話。

どこの経営者も
人材に悩んでいる人は多い。

はっきり言います
身近に沢山居ます

良い人材は…

何故なら
面接をして自らが採用した
求めた人材の集合体だからです。

今いる社員に対する不満があるとするなら
それは
天にツバする諸行で
自分への自らの不満でもある訳です。

育てて良い人財にしてあげれば良い訳です。

経営者自らが社員と真剣に関わる事

かつて
自分の部下に
建築技能士の試験を受験させた社員がいる。

2級とは言えしっかりと日頃から
良い仕事を心掛けてなければ
受かるものではない。

その社員は
実地に見事合格した。

ところが
学科試験から帰ってきた時に
至極落ち込んでいる様子。

その後の結果で
学科試験に落ちてしまい
合格とはならなかった。

翌年
学科を再受験させるために申し込んだところ
自信無げに
「無理です」と…

絶対に合格させてやると自信をつけて
毎日 仕事が終わった後
1時間ほど学科の勉強を私とやった。

どうやら
漢字が読めず…っだったことが判明。

時間的にも厳しい受験勉強となった。

結果
見事に合格。

漢字を少なからずや克服することもできた。

その後
彼は家庭を持ち
一度私の会社を事情があって離れたが
数年後4人のその彼の部下を引き連れ
戻ってきてくれた。

しかも1級技能士として

そう
1級の試験に実地も学科も受かっていたのである。

部下を引き連れ
一端になって
戻ってきてくれて
大きな戦力が再びできた。

経営者が期待して関わった分だけ
返してくれる

真面目で良い人材だった彼は
戻ってきた時に
「あの時の試験勉強で、自信がつきました。」
「アホな自分を諦めず勉強につき合ってくれて
ありがとうございました」

嬉しかったねぇ

ダメな奴と決めず
高望みしないで
そのスタッフの可能性を
真剣に考える。
しっかりと自分のスタッフと向き合えるかで
その社員に成長したいと意志さえあれば
良い人財へとコツコツ手を引っ張ってあげたら
優秀な人財へと変わっていく

良い人財を外に探す必要はない
身近に
自分が選んだ逸材が
眠っている

それを生かすも殺すも
経営者自身の心構え、
考え方一つ

自分の会社なのだから

楽して
人は育たない
いつでも気にかけてあげる
それだけでも伸びていく人も居る

経営者次第ですね